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学校生活

令和6年度開校記念講演会を開催しました

令和6年6月24日(月)

令和6年度の開校記念講演会が開催されました。今年度は、本校を平成10年度に卒業され、現在は大歩危峡観光遊船有限会社・代表取締役としてご活躍中の大平修司さんを講師にお迎えし、「100年後も美しい大歩危・祖谷であるために」と題してご講演いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に日本や徳島の観光の実情の説明をお話くださり、その後、ご自身が取り組まれてきた大歩危・祖谷地域の観光振興の実践についてお話くださいました。池田高校の卒業生が、地元を愛し、地元を盛り上げるために尽力されていることを知ることができ、在校生・教職員ともに大きな刺激を受けた一日となりました。

【生徒の感想より】

◆大平さんがどれだけ地元を愛しているのかがわかりました。自分は池田に来てまだ2ヶ月半ぐらいだけどここの生活は慣れてきたし池田のいいところも少しずつわかってきた気がします。とくに地域の人との距離が近くて野球頑張れよなど挨拶をすると返してくださる人たちで溢れかっています。そんないい町が無くなるなんてことはしたくないと思いました。だから今僕らが出来ることをしていって少しでも池田が発展して行ったらいいなと思いました。

◆もともと徳島県の人口が少なくなってきているのは知っていましたが、あと数十年で徳島の人口が50万人以下になってしまうかもしれないということは知りませんでした。今回の講演会で、徳島に来てもらうには、住んでもらうには、徳島の事を知ってもらうことが大切だということを学びました。5つのホテルの企業が協力して日本からも海外からも来てもらうために徳島に尽力してくれていて、私も将来誰かの役に立つような仕事をしたいなと思いました。

◆今日の講演会で私が1番心に響いた言葉は、「祖谷の秘境」を「世界の秘境」にすると言う言葉です。この言葉のように私もこの住んでいる三好市の魅力を世界に発信したいとおもいました。

◆大平さんは徳島が良くなるためにすぐに行動に移していた。また、コロナで全てがリセットされた時もコロナ禍で何が出来るのか考えそれを直ぐに行動に移していた。すぐに行動に移さないと何もかもが前に進んでいかないと思った。海外などにも伝えるために大平さん自信がその現地に行って良さを広めているその行動力はすごいと思った。
自分も行動に移さないと何もかも始まらないので行動する力をつけていきたいと思った。

◆地域創生についての具体的な経験が聞けて本当にいい機会になりました。何かの商品を一つだけ有名にするのではなく地域ごと有名にするという考えにすごく驚きました。また、私たちが小中学校の時に体験した神代踊りやシラクチカズラの植樹なども地域創生に繋がる重要な体験だったということを知りとても嬉しく思いました。私も将来は自分の地域をたくさんの人に愛される場所にしたいと思っているので大平さんのように、自分の地域とそこに訪れてくれる観光客の方々を大切にする心を大切に、少しずつ積み上げていきたいと思いました。

◆今回の講演を聞いて、過疎化が進む地域での地域活性化には海外の観光客を招き入れることがかなり重要だと分かった。今思えば、心当たりがないわけでもない。2年前、アメリカとやオーストラリアに住んでいる友人を祖谷の祖母の家に招いた時、ただ山道を歩いているだけでかなり楽しんでくれていたのを覚えている。日本人、特に都会住みにとっては田舎の魅力は印象に残りにくいのかもしれない。だが海外の観光客にとっては日本は見るもの全てが新鮮で、この地特有の文化、産物という魅力が伝わりやすいのだろう。田舎の魅力というのは伝わりにくいだけで探せばたくさんある。そういったものを大平さんのような方が日本中に、世界に発信していただけるととてもありがたい。私も大学では地域活性のことについて学ぼうと思っている。4年間しっかりノウハウを学んだ後、必ずやこの地に帰ってきて、まちづくりに貢献しようと思う。

◆大平さんの諦めない姿勢や負けず嫌いな性格のお陰で大歩危の観光業が世界に広まるまで発展したんだろうと思った。また、「小さなことからコツコツと」積み上げていくことはこれから本格的に進路に向かって努力していく私達にとっても大切なことだと改めて気付くことができ、今後想定できないような壁が出てきたとしても諦めずコツコツと努力して小さなことから少しずつ乗り越えていきたいと感じた。

台湾君毅高級中学留学生とのお別れ

6月6日から池田高校に留学生として学びにきていた台湾君毅高級中学のコバ君とトール君が、6月28日をもって日本での生活最終日を迎えました。この3週間は本校で授業を受けながら、辻校や三好校での授業にも参加してきました。池田高校での生活最終日を迎えた28日には、所属するクラスでお別れの会をしました。所属クラスではこの短期間で周囲もびっくりするほど馴染み、彼らとの別れを惜しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

29日には日本での生活最終日となりました。

午前中に池田高校本校で最後のお別れをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、最後の観光として香川県のこんぴらさんに登りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本には他の国と比べてたくさん観光地があってどこも楽しく充実していたそうです!

そして高松空港から台湾へ旅立ちました。

彼らは留学生として池田高校に学びにきてくれましたが、彼らが見せてくれた前向きでどんなことも吸収しようとする積極的な姿勢、そして素直で、誰とでも楽しく接することができる力を見せてくれるなどたくさんのことをもたらしてくれました。

国籍は違いますが、心はつながる友人としてまたどこかで会える日を楽しみにお互い頑張りましょう!

コバ・トール再見(zaijian)!