校長室便り

校長室便り 3学期終業式あいさつ

令和2年度 3学期終業式あいさつ

おはようございます。
  いよいよ本日で本年度が終了します。まず、この一年、生徒の皆さんが大きな怪我や事故なく、この終業式を迎えれたことに感謝します。                                                 

 本年度は、コロナ禍のなか、感染症対策のための「新しい生活様式」が求められ、「高校総体」や東雲祭をはじめ、様々な「学校行事」の規模縮小など、多くの制約を余儀なくされました。そうしたなかでも、皆さんは諦めることなく、いつも前向きに、柔軟な発想で適切に行動してくれました。        

 その姿に、先生方は「君たちを応援せないかん、しっかり支えてやらないかん。」いという気持ちにさせてくれました。本当にありがとう。

 さて、本日は1年間の締めくくりの式です。大きな節目の時。
別れと出会い。不安と期待。いろんな思いが入り交じっている時かなぁと思います。この後、離任式がありますが、おそらく先生方も同じ気持ちだろうと思います。

 でもそんな人生の節目の時は、自分をステップアップ、成長させるチャンスでもあります。大半のクラスではクラス替えがあり担任の先生も替わります。1年間の総決算とこれから始まる新学期に向けての心新たに挑戦できる時。自分を変えれるチャンスの時でもあります。                   

 この機会を生かすも殺すもあなた次第。新年度に向けて、より高見を目指し目標を立ててください。自分が代われるチャンスです。

 さて、来年度は「徳島ギガスクール構想」の幕開け。県下全ての高校ひとりひとりにタブレットが支給され、教室には電子黒板が設置されます。いよいよ情報化社会に対応する教育が行われます。    

 皆さんは未来に生きる人です。皆さんの生きる社会は自動運転、人工知能AIがあらゆる分野で存在感を増し、仕事のやり方や職業のあり方さえも予測できない時代。                         

 そんな時代に必要な力とは、様々な課題に対し、自ら主体的に考え、必要な情報を集め、自ら解決いていく力、生き抜く力が求められています。固定観念に縛られるのでなく、柔軟な発想と適切な行動力で対応していく力です。                                      

 これからの時代に求められる力をしっかり身につけ、豊かな人生を送ってほしいと願っています。 

 これからも、皆さんのがんばりにしっかりサポートしていきます。これからもみんなの行動はしっかり見ていきます。

 目標を見定めて、毎日の努力を積み重ねてください。

    努力は決して裏切りません。また、新学期に皆さんの元気な顔が見れることを願って、挨拶とします。