探究科の紹介
探究科について
(大学科:理数科 1クラス:令和2年度定員35名)
(ア)「探究的学習」を取り入れた特色ある教育活動と,文系・理系双方への進学に対応した教育内容を基に,これからの国際化・情報化の時代を,力強く「生きる力」を培う。また,ふるさとに誇りを持ち,高い志や豊かな人間性を備えた「社会のリーダー」を育成する。さらに,探究的学習の成果を,本校の知的財産として保管し,情報交換・生涯学習の場として,「地域の拠点」となる新たな学校づくりを進める。
(イ)1年生は共通,2年生から,文系・理系の2コースに分かれる。
①「人文社会探究コース」人文・社会分野における探究活動を通して,自国や諸外国について理解を深め,文学部・経済学部・法学部等への進学をめざす。
②「自然探究コース」理数系の分野において,探究的態度や論理的思考力を伸ばし,医学部・工学部・理学部等への進学をめざす。
(ウ)教育内容の特徴
①応用力を育成するため,各学年週34時間の授業時数を確保する。特に発展的な学習や,課題研究などの探究的学習に積極的に取り組む。
②1クラスを文理2コースに分割することで,選択科目などで少人数指導を行い,高い学力や応用力を養成する。
③課題研究では,大学での専門研究につながる探究力を育成し,希望する進路の実現に向けた学力を培う。
④現在の英語に関する文部科学省指定研究の成果を生かし,オール英語による授業を推し進め,コミュニケーション能力の育成を図る。
(エ)探究的学習の内容
1年生では,「課題研究」と教科「情報」を連動させ,情報リテラシーや探究活動の基礎となるリサーチ・プレゼンテーションの能力を育成する。さらに,大学講師招聘授業や,大学での公開講座,各種研究機関・文化施設等を活用した学習,フィールドワークやゼミ形式の授業など様々な形式の学習を導入し,互いにリンクさせながら研究を進める。
探究活動の成果は,論文・レポート等にまとめ,各種論文コンテストへの応募や,校内外で発表会を開催するなどして,コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の育成を図り,大学等での専攻分野につながる興味・関心や高い志を育成する。