茶道同好会
~部活動紹介~
茶道同好会は,毎週金曜日に外部講師の先生をお招きして稽古を行っています。入部段階ではほとんどの生徒が茶道初心者ですが,基本の稽古から始めて順番に点前を習ううちに,3年次には三種類の点前を身につけるまでになります。1年生は略盆点前,2年生と3年生は丸い棚(丸卓)を用いる薄茶点前と,立礼と呼ばれる机と椅子で行われる点前の稽古を行います。2年生は徳島県高等学校総合文化祭のお茶会で点前をすること,そして3年生は東雲祭で茶席を運営することが目標です。
東雲祭では、3年生の希望者は浴衣を着て点前をするので,普段以上に緊張します。先生方や同級生の前で成果を見てもらえるのは嬉しく,夏休みにも稽古をするなど、熱意が入ります。
毎年2年生が参加している徳島県高等学校総合文化祭のお茶会では,緊張しながらも落ち着いて点前をすることを心がけており,参加した生徒にとって大きな自信となっています。今年は8月末にあり,暑い夏の和室での稽古を経ての参加となりました。今年の11月には近畿高等学校茶道部合同茶会が徳島県で開催されます。各校2名の生徒が来県する他府県の高校生茶道部の案内役として,茶道を通じて交流を深めることになっています。
現在は1年生8名,2年生9名,3年生8名の合計25名という大所帯となっています。全員が和室にそろうと大変狭く,稽古を見学するのもやっとという感じですが,部員一同,和気藹々と活動しています。和やかな中にも,礼儀と他者への配慮を求められる茶道の精神を忘れず,日常の中の非日常を味わいながら稽古に励んでいます。