令和8年3月1日。前日までの雨も上がり、やわらかな春の光に包まれるなか、ご来賓の方々、保護者の皆様御臨席のもと、徳島県立池田高等学校第77回卒業証書授与式が挙行されました。
卒業証書授与式に先立ち、前日の2月28日には褒賞授与式が行われました。3カ年にわたり学業や部活動、学校生活に精励した卒業生に賞状と記念品が贈られ、その頑張りを皆で讃えました。


卒業証書授与式では、担任の先生から一人ひとりの名前が呼ばれ、卒業生の気持ちのこもった大きな返事が体育館に響きました。そして、普通科108名、探究科34名、それぞれの代表者に校長先生から卒業証書が手渡されました。


その後、校長先生、PTA会長様、同窓会長様から、これから大きな世界に羽ばたいていく卒業生へのお祝いの言葉とともに、人生の先輩、そして、池田高校の先輩として、力強い励ましのお言葉をいただきました。在校生からは、送辞と送別の歌を通して、卒業生とともに過ごした日々を懐かしみつつ、池田高校の伝統を引き継いでいく確固たる決意とどんな困難にも負けないで、というエールが送られました。卒業生からは、池田高校で出会った全ての人への感謝が答辞として述べられ、多くの卒業生が感極まり、涙を流す姿が見られました。吹奏楽部の演奏に乗せて全員で歌った校歌は、輝く未来に向かって母校を巣立つ卒業生の背中を押す、素晴らしいものでした。


門出を祝う大きな拍手の中式場を後にした卒業生は、最後のホームルーム活動に向かいました。家族や3年間を共に過ごした友達、そして担任の先生への感謝の言葉を述べたり、思い出ムービーを鑑賞したりして、池田高校での最後の時間を過ごしました。


142名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとう!みなさんのこれからの未来が幸せいっぱいのものでありますように!!保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。3年間、本校の教育活動に御協力いただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





1月15日(木)、1年生を対象とした「キャリアトーク」を開催しました。
講師としてお迎えしたのは、起業家として活躍され、本校の探究活動にも継続的に関わってくださっている 合同会社ZINEN 井上琢斗様、本校探究科卒業生で三好市役所に勤務されている山﨑愛悟様、そして同じく本校探究科卒業生で姫路観光コンべンションビューローにお勤めの橘本萌香様の3名です。これまでの歩みや仕事への想いについて、熱く、そして率直に語っていただきました。
第1部:生き様プレゼンテーション
冒頭では、講師の皆さんに「自身の生き様」をテーマにお話しいただきました。
高校卒業後から現在に至るまでのキャリアの歩み、その過程で直面した悩み、そして大きな決断を迫られた時にどう向き合ってきたのか。飾ることのない「ありのままの体験談」は、生徒たちの心に強く響いたようです。



第2部:深掘りタイム(Q&A)
後半は、生徒たちからの質問にリアルタイムで答えていく「深掘りタイム」を実施しました。
「高校・大学時代にやっておいて良かったことは?」、「今の仕事のやりがいは?」といった問いに対し、起業家・行政・観光というそれぞれの異なる立場から、多様な視点でのお話をいただきました。
終了後のアンケートでは、「働くことはお金を稼ぐことということからやりがいを感じることへとイメージが変わった」、「自分の人生の送り方について新しい考え方を見つけることができた」など、今回のキャリアトークを通じて、生徒たちは自分の将来をより希望に満ちたものとして捉え直すことができたようです。
お忙しい中、貴重なお話をいただいた講師の皆様、誠にありがとうございました。
昨今の猛暑の影響を受け、生徒会が主体となり、夏場のポロシャツ着用について検討をはじめています。
このことについては、生徒対象アンケート(373人)における87.9%(328人)の賛成意見をもとに始めており、3年生が主導する前生徒会から、新たな生徒会へと引き継がれました。
12月17日(水)、現在の制服作成でお世話になっている徳島トンボ株式会社 代表取締役社長 林 様、同会社の三木 様と、本校生徒会役員3名が一堂に会し、協議を行いました。協議内容は多岐にわたりますが、一部ご紹介します。
・価格=素材、色、デザインによって価格にどれほどの差があるのか
・素材=素材によって、どのようなメリット、デメリットがあるのか など
今回の協議で、制服へのポロシャツ導入が全国各地の高校で検討されており、令和9年度からは海外製品の低価格のものが供給される見通しであることを知りました。また、徳島トンボ株式会社 林 様から、令和8年度にイベント的に試行運用をすることについてもご提案いただきました。
そこで生徒会は、第2学期終業式で、生徒全員に現段階の進捗を説明した上で、次のとおり提案しました。
令和8年度の試行運用について、「どれぐらいの需要があるか」、「どのような場面での着用が想定されるか」の検証も含めて行うか、行わないか。また試行運用をするならば、どのようなポロシャツがよいのか等、再度、アンケートを行いたいと思います。皆さんの意見を聞かせてください。
アンケート結果はどうだったのか。
今後も、生徒会による検証の歩みについては、ホームページでお知らせいたします。
生徒会の奮闘とその過程を見守り、応援してください!


1月8日、体育館にて「生徒会長任命式」が行われました。
昨年12月8日の立ち会い演説会。 今回は1名の立候補ということで信任投票となりましたが、候補者の演説はとても具体的で、やる気に満ちあふれたものでした。

新会長が掲げた目標は、「みんなの声をしっかり受け止めること」。 生徒の皆さんの意見をキャッチする仕組みを作ったり、生徒会が今どんな活動をしているのかを「見える化」したりすることで、「自分たちの学校を、自分たちの手でもっと良くしていこう!」という非常に主体的な自治のメッセージを届けてくれました。
そして迎えた今日の任命式。 まず登壇したのは、文化祭を大成功に導き、学校を明るく盛り上げてくれた前生徒会長です。

前会長からは、新会長へ向けて、 「色々な角度から物事を見ることができる、広い視野を持った人。安心して任せられます!」 と、太鼓判を押すような温かいエールが送られました。
バトンを受け取った新会長は、 「これから皆さんと一緒に、もっともっと素敵な学校にしていきます」 と、これからの抱負を力強く語ってくれました。

2学期の球技大会が開催されました。
今回は男子がサッカー、女子がバスケットボールの種目に分かれ、クラス対抗で熱戦を繰り広げました。
グラウンドでは、冷え込みを吹き飛ばすような男子の力強いプレーが続出し、ゴールが決まるたびに大きな歓声が上がっていました。


また、体育館で行われた女子バスケットボールでは、スピード感あふれる試合展開となり、クラスメイトからの熱い応援を受けて最後までボールを追いかける姿が印象的でした。


勝敗に関わらず、チームで声を掛け合い、絆を深める素晴らしい1日となりました。
12月23日(火)に教員を対象とした生成AIに関する研修を行いました。講師としてアイクシー株式会社の渡辺様ら3名とオンラインで繋ぎ、生成AI時代を見据えた教育活動や進路指導についての内容を受けました。今の時代だからこそ、生徒に必要な力は何なのかについて考えることができました。
任意の研修ではありましたが、多くの先生方が研鑽のために参加しました。生徒に負けじと、教職員も「より良い教育」の実現に向けて、これからも歩みを止めることなく学び続けてまいります。

12月18、19日の2日間にわたり、1年生普通科4クラスで生成AIを活用するための授業を行いました。先日の「情報Ⅱ等」の模擬授業でもお世話になった、アイクシー株式会社の池田様を講師として、生成AIをパートナーとして活用するための方法について授業していただきました。
今回の授業では、生成AIのカスタマイズ機能を活用することに挑戦しました。具体的には、生徒自身が抱いている「課題」を解決することに特化したAIを作成するという内容でした。活動前は、高校生にとっては少しレベルが高いように思えましたが、実際に使ってみると「お~!」「すごい!」というような声が自然とこぼれており、生成AIを活用することの可能性に感銘を受けている様子でした。
生徒の感想を一部紹介します。
・AIと共存するこれからの社会が楽しみ。
・Gem(カスタマイズ機能)の使い方を知って、生成AIを有効活用することで自身の成長につながると思いました。
・人間とAIが共創することで、新たな可能性が生まれるので、理解して正しく使おうと思いました。



12月17日(水)、アイクシー株式会社の池田様をお招きし、DXハイスクール事業の一環として、「情報Ⅱ等」の模擬授業を実施しました。
今回の授業では、「ストーリーテリングとビジュアル表現の融合~AI時代の伝わる表現とは~」をテーマに、生成AI(Gemini)を活用した演習を行いました。生徒は、AIへの指示文である「プロンプト」を工夫しながら、「“あの人”に刺さる部活動勧誘文」や「池田の魅力を伝える画像」などの作成に挑戦しました。
試行錯誤を繰り返す中で、生徒たちは「伝えること」と「伝わること」の違いを実感した様子でした。講師の池田様からは、「AIに対しても、対面の友人に対しても、相手に分かりやすく的確な表現で伝える姿勢が重要である」という、生成AI時代に欠かせないコミュニケーションの本質についてお話しいただきました。
生徒の感想を一部紹介します。
・うまく指示が伝わったこともあったが伝わらないこともあったので、とても難しかった。AIとうまく付き合っていきたいなと思いました。
・今日の授業で一番印象に残ったことはAIで簡単に画像や勧誘文などは作れるが、自分が思ったとおりにはならないということです。
・細かい指示に沿っていろいろしてくれることが印象的でした。

12月11日(木)に徳島県消費者情報センターの猪上翔太(いのうえ しょうた)様をお招きし、「若者に多い消費者トラブルから学ぶ」と題して2学年で消費者教育講演会を開催しました。
講演では、昨今起きているSNSに関する詐欺、トラブルによる被害や思いもよらない「落とし穴」について、実際の事例をもとに学習しました。不利益を被ったり犯罪に巻き込まれたりしないよう、生徒一人一人が正しい知識を得て判断力を鍛えること、困ったことがあれば周りに相談すること、そして、危険を見極める力を高めることが大切であると説明してくださいました。
生徒達は来年度で18歳になり、自身の意思で様々な契約を結べるようになります。この講演が、生徒が社会を生き抜く力を身につけられるきっかけとなるよう願っています。

12月16日(火)に、ベネッセコーポレーション 学校カンパニー 高校営業本部 関東支社 支社長の高月淳芳(たかつき かつよし)様をお招きし、1学年 進路講演会を開催しました。
進路選択における「自分で決めること」の大切さ、「やりたい」ことと「できる」こととの重なりを拡充していくこと、そして社会のため、課題解決のために、何をどのように学ぶのかについて等を、視覚的にわかりやすい資料を用いながらお話しくださいました。
また本校の探究活動が、大学入試の「総合型選抜」で求められる力を培うことにつながること、さらに、1・2年生での学習のポイントと、特に「わからないこと」をどのようにわかるようにしていくかについても、具体的に説明してくださいました。
今回の講演をきっかけに、生徒達が、未来につながる、充実した今を過ごしてくれるものと期待しています。

12月8日(月)、東京大学大学院工学系研究科の川原圭博(かわはら よしひろ)教授が、「AIを使うとバカになるのか?」という演題でご講演くださいました。三好市のご支援によって実現した今回の講演に、生徒も教職員も非常に多くの学びを得ることができました。
生徒の感想を一部紹介します。
・AIを使うという一方的な関係ではなく、AIと協力するという段階・領域にまできていることを知りました。AIを使うとバカになるのかという視点から考えると、知能は低下しないけれど、脳を使わなくなるのは事実であるということも知りました。AIは人間が作ったもので、人間に役立つものとして作られたのに、今こうして、人間を悩ますタネとなっているのがとても不思議です。
・「未知の領域は誰にも分からないが、研究で仮説を立てていき既知のものにすることができる」という言葉が印象に残りました。人々の生活のために日々研究し、わからないことをわかるようにすることはかっこいいと思いました。
・「工学研究者は、未来を自分の手で作り上げていく」という言葉が印象的でした。AIを使うことにはメリットもあるけれど、やはりデメリットもあるということを改めて学びました。AIのよりよい活用方法を身に付けていきたいです。
